バリゴヤの頭(ばりごやのかしら) 正式なルートのない山。心臓破りの急登を登り切ってこその秘境の山。 展望もほとんどなしの山だけど、その頂上を踏んだという達成感こそ大峰マスターの一人となれるのかも
稲村ヶ岳と大日岳は隣の山。登山中に一か所だけそれをでかでかと迫力ある山容を見ることができる場所がある
強力の頭からは金剛山から葛城山、二上山までの稜線もハッキリ望むことができる
開けた場所に出るとバリゴヤの頭のピークと思いきや、実はこの先に見えないピークがあってそこが頂上になる。まるで人を踏み入れないぞと言わんばかりの山
山頂にはプレート一つ置いてあっただけ。しかし、苦労してバリゴヤの頭山頂を踏んだのだ
下山道でだけところどころ大普賢岳を望める場所がある
下山道でナイフリッジの感じで行者還岳を望める場所がある。この形に見える場所は珍しい
モジキ谷登山口→(3時間半)強力の頭→(30分)バリゴヤノ頭→下山開始→(2時間)P1368→(1時間20分)大川口
全:7.5時間行程
撮影時期:2015年6月中旬
※ 道標もない完全バリルートで迷いやすい
アプローチ: Google Map
モジキ谷の登山口。登山口という言い方は正しいのか!?^^;
大峰ブルーの沢。やっぱ水は綺麗やね
とりあえず登りの尾根まではなだらかな登り
この橋をわたると分岐
これを右。南谷のほうへ向かっていきます
これ水路?と思いながら進んでいた
ここから本格的な入山。植林地に入っていきます
最初はこの急登をジグザグいきますが、尾根の登りからはこのくらいの斜面を直登することになります。しかも強力の頭の手前まで@@;
林業用につくられた橋。このまま林業道を進んでいきますが、進みすぎると行きすぎになります
息切れ状態で尾根と合流。踏み跡があって平和的な登りのように感じたけど、これからすぐそうではないことがわかる
こういった斜面が続きます。休むところがほとんどありませんでした
標高1200m付近から植林地が終わって岩が現れますが、これらの岩、浮石が多く落石しまくりでした
標高1350m付近。根っこ地帯で一旦、楽になります。ただし、もう一登りあるので、ここで休憩をとります。
ここが最後の登りで一番キツかったところでした。ズルズル滑る急登。岩場の付近はルートが取りにくい。テープがあったので探しながら登ります
シャクナゲが現れだすと稜線直下であともう少し!
やっとピークが見えました
強力の頭に到着
登り最初はルートがわからず直登しますがキツイ!
ここで赤い印がでてきます。それなら登り初めから印つけといておくれよ~><
シャクナゲの間を抜けた向こう
ちょっとわかりにくいところに新しい札があった
さあ下山します
斜面をこのようにトラバースします
トラバースは結構な斜面で滑りやすかった
岩のヘリを歩けば結構巻きやすかった
裏側のコルに到着したが、次のピークは岩場になっていたので登るの付加。をどう登ればよいのか考える
岩の間から登れそうなところを見つけたので登ってみることにした
なんとか登れそうだったので無理矢理登っていく
このピークは木だらけで歩きにくかった
こういうところを無理矢理下っていく。ちなみに、ここからは何度も崖にぶちあたり、ルーファイしながら降りていくが、もはや撮影してる間もなかった
この付近から赤テープが現れて辿っていく。
P1368地点。ここからはテープもあるし平和的な下りになる
一か所、小ピークの巻きは左をとるが、ここのトラバースの斜面は結構、滑り易く滑落注意
やっと植林地になってきた
ここにきてはじめて看板がでてきたが「奈良縣」って県が昔の字だが、いつのものなんだ!?
もう下りもバテバテだが、このあたりから沢の音がした
この明るくなっているところまできたらあと少し!
おぉ~やっと国道309号線の道路が見えた
予定通りのピンポイントで降りてくることができた